防火用サッシ&ガラス
防火指定のかかる敷地に建築物を建てる場合、開口部には乙種防火に合格している製品を使用する義務があります。簡単に言うと建物が火事になった場合、20分間は隣接建物に対して類焼・延焼を及ぼさない建築資材を使いなさいと言うお話です。
サッシ業界では数年前にあった国交省の抜き打ち検査で20分の耐火性能を有していると謳っておきながら実際は性能不足の商品を販売していた不祥事が発覚し、その後の厳しい指導で従来の通則認定から個別認定に制度が変わり、その結果サッシとガラスを組み合わせたものが非常に異常に重たい商品になってしまいました。
今週はその商品の組み立てと搬入を行ったのですが、当然のことながらスタッフの体はガタガタです。
認定を受けている商品がすぐに変わることはあり得ませんが、メーカーさんは早急に重量対策に取り組む必要があります!ただでさえ人不足の建築業界なのですから!